顎関節症

顎関節症とは

わたなべ歯科医院では、東京医科歯科大学の顎顔面外科の顎関節外来での臨床経験のもと、日本顎関節学会の診査診断基準、治療指針に基づいて治療を行っております。

 顎の関節やその周囲に何らかの原因(今のところはっきりしませんが、かみ合わせ、歯ぎしり、食いしばり、何らかの関節への負荷要因等)で発生する顎関節症ですが、特に「口が引っかかって開かない」「口が開けづらい」「口を開け閉めする時にカクカク音が鳴る」「開けるときに顎が痛い」「頬やコメカミの辺りが痛い」といった症状があります。様子を見て症状が治まることもありますが、あまり長引くと肩こりや頭痛といった全身症状を招くこともあります。悪化さないためには、早めの受診が大切です。口や顎に異変を感じたらご相談ください。

顎関節症の治療について

 顎関節症は、症状や部位や開閉口によりI型〜Ⅳ型に分類され、一人ひとり原因が異なる上に症状もさまざまであるという傾向があります。そこでまずは原因を突き止めるとともに、症状の度合いを正しく把握することから始めています。
 
 治療法としては診査・診断にもよりますが、こわばっている筋肉のマッサージや開口訓練療法、マウスピース療法(シリコーンの軟性とプラスチック樹脂の硬性がありますが、当院では軟性は市販物を含めて、決して推奨しません。)、投薬治療などを実施し、最低でも3~6ヶ月ほど 経過を見て参ります。症状が軽度であれば、短期間で経過観察としますのでお早めにご相談いただくことをおすすめします。口を開けるときに、顎がカクカクと鳴り出して1ヶ月以内であれば、音が消失してくれる可能性もございます。

マウスピース療法(犬歯誘導型)

顎関節症の治療についてご不明な点は、わたなべ歯科医院(℡ 047-451-2654)へお気軽にご相談下さい。